Runzdevous Ekiden

vol10.属美緒さん – 鉄道業

走る人をつなぐ、「Runzdevous駅伝」もついに第10回に突入!
今回は、鉄道業で活躍する属美緒(さっか みお)さんにお話を伺いました。
意外なきっかけで始めた陸上を始めた属さん。仕事と両立させながらマラソンを楽しんでいるお話は、働く女性や男性に是非読んでいただきたいです。

Q1.ランニングを始めたきっかけを教えてください。

私は、小学2~4年生までバスケットをしていたのですが、父の転勤で転校をすることになり、そのタイミングで「バスケットから陸上に変えてはどうか」という親のアドバイスもあり、陸上を始めました。

陸上を始めた当時、陸上にあまり乗り気にはなれませんでした。
でも、カラダを動かすことが好きだったことと、足が遅い方ではなかったので1年経つ頃には走ることが大好きになっていました。

Q2.普段、どういった練習をしていますか?

その日の天候や仕事が多いときは休みますが、それ以外は走るように心掛けています。

私は、陸上大会に出るジャンルを1500m~フルマラソンと決めているので、週に1~2回はスピード練、1回は距離走(大会含め)、その他の日はジョグをするようにしています。

スピード練は四ツ池陸上競技場でおこなっています。いつも練習仲間に引っ張ってもらい、一人で追い込めないような内容の練習をしています。

Q3.出場した大会のうち、印象に残っている大会を教えてください

静岡県市町対抗駅伝です。
私は仕事の関係上、おおよそ3年周期で転勤があります。転勤で静岡県掛川市へ来て3年目のとき「掛川での思い出を作りたい」と思い、出場を希望しました。

市の練習会や選考会、そして当日の駅伝大会をとおして、市の陸上関係者とコミュニケーションをとりながらお互い切磋琢磨していった半年間はとても充実しました。

結果としては躍進賞を獲得でき、たくさんの人から感謝されたときに「チャレンジして、ほんとうに良かった」と思いました。
いつか掛川市へ帰ることがあったら、またチャレンジしたいです。

Q4.印象に残っている参加賞、もしくは副賞について教えてください

「焼津みなとマラソン」で頂いた参加賞がユニークで印象に残っています。

この大会は、社会人になって初めて出場した大会だったのですが、参加賞が「鰹節」と「参加賞タオル」、跳び賞では「鰹1尾」とまさに鰹づくしの大会でした。
ご当地を感じられるユニークでおもしろい参加賞でした。

Q5.モチベーションの上げ方はありますか?

私の尊敬している人と初めて一緒に走ったとき、彼から「走りたくないときは休んだらいいと思う。そんな感じじゃないと長く陸上を続けられないよ」と言われ、それからモチベーションの上がらないときは無理に走らないようにしています。

そのおかげか、結果を狙いに行きたい時期は自然と毎日「走りたい」と思えるようになり、練習にメリハリがつきました。
また、いろんな人と走るのが好きなので、ランニング仲間と月初めに走る約束をして、いろいろな場所で練習しています。それも良いリフレッシュになっています。

Q6.仕事とマラソン・ランニングの両立方法について教えてください

私の仕事は鉄道業なので、不規則な勤務が多いのです。
社会人1年目のとき、なかなか生活のリズムがつくれず、2か月くらいは走れない時期がありました。

そのときは体調を崩しやすくなってしまい、仕事も上手くいかなくなってしまいました。
「現状を変えたい」と思い、その対策として少しの距離でも週1くらいは走ろうと決めたのです。
走ることを再開したことで、結果、体調が回復し、仕事の効率も上がっていきました。(走った方が、頭が冴えていると自分では思っています。)

このような体験から、私にとって陸上は「体調維持と仕事効率の向上」のために無くてはならない存在と実感したのです。

カラダが走りたがっているときは、できるだけ時間を作って走るようにしているので、仕事のデットラインも決まり、より集中して取り組めるようになりました。

Q7.最後にこれからランニングを始める方、大会へ出場する方へひと言お願いします。

私は、ランニングは生涯スポーツだと思っています。これから始めようと考えている人にとっても、きっと良い効果がでると思います。

私もランニングのおかげで今の生活がとても豊かになっていますし、就職して初めて来た土地でもいろいろな方と知り合えました。
ランニングは良いことばかりある素敵なスポーツなので楽しんで欲しいです!!