Runzdevous Ekiden

vol.17 風戸啓希さん – 損害保険会社

Runzdevous(ランデブー)駅伝第17回は損害保険会社にお勤めの風戸啓希さんです。

ひょんなことから走ることの楽しさに目覚め、今では仕事もランニングも本気で楽しまれている風戸さん。
思い出に残っている大会のエピソードや尊敬している選手についてお話しいただきました。

Q1.ランニングを始めたきっかけを教えてください。

小学生のときに乗っていた車の中で父と喧嘩をしたんです。私は乗っていた車から降りて1人で走って家に帰りました。
不思議なことに、そんな状況で「走ることの楽しさ」を初めて感じたのです。
その感覚がたまらなくて、それから走るのが好きになり、気がついたら毎朝走るようになっていました。

Q2.普段、どういった練習をしていますか?

私の場合は、スピード練習が多いです。
レースペース以上のレペティションやインターバルを中心に練習をしています。

1500mを走る上で一番大切にしていたのは2000mのタイムです。
レースペースに近い速さでレースの距離以上回し続けることが1500の中盤から後半にかけての余裕度を生み出すと考えていたからです。

好きなメニューではないですが、2000を走れれば1500のレースで外すことは殆どなかったので、今も意識的にメニューに多く取り入れています。

Q3.印象に残っている大会はありますか?

想い出に残っているのは、全日本インカレの標準を突破した順天堂記録会です。
自分の夢が叶った瞬間、自分以上に喜んでくれる仲間がたくさんいて本当に幸せでした。

これまでここぞという大切な場面で思うように力を発揮することができていなかったですが、このレースが自分の中で自信になり、
少しずつですが大きな大会でも落ち着いて自分らしく走ることができるようになりました。

Q4.印象にのこっている参加賞やあったらいいなと思う参加賞はありますか?

「あったらいいな」と思う参加賞ですが、私は毎レースの後に必ずスポーツ補給ドリンクの「アミノバイタル」を飲むので、アミノ酸のサプリメント製品を参加賞でもらえたら嬉しいです。

Q5.尊敬している選手がいれば教えてください。

尊敬している、憧れるランナーは、大迫傑選手です。

彼の常識に囚われずに挑戦をし続ける姿が眩しくて、少しでも近づきたいと思っています。
まずは見た目からということではないんですが、彼が所属しているナイキ・オレゴン・プロジェクト(Nike Oregon Project)のTシャツを買ったり、大迫選手がシカゴマラソンで着用していた白いキャップを被ったりして少しでも近づけるよう努力しています。(笑)

Q6.仕事とランニングの両立方法について教えてください

いろいろな考え方があると思いますが、私は両方を本気でやることで相乗効果が生まれると思っています。
「両方を本気でやる」は私のスタイルですが、そのスタイルを貫いてどんな環境でも自己ベストを出せることを証明したいですね。

たまに両立がキツイと感じることもありますが、
仕事と陸上を高いレベルで両立しているランナーが周りにたくさんいるので、そうした方々にいつも刺激を受けてモチベーションを保っています。

自分も周りのランナーに刺激を与えられる存在になりたいです。

Q7.これからランニングを始める方、マラソン大会に初めて参加する方に一言

どんなランナーも感じることは同じだと思います。
走ることは苦しいし、辛いです。

それでも自分が掲げた目標に向かって走り続ければ、喜びを感じられる瞬間は必ずくると思います。
共に頑張りましょう!